Neural Network Consoleで画像を判別させる(2)データセット作成
2018.01.30
イニスジェイのサーバーエンジニアのTです。
さて、前回に引き続き、ソニーの「Neural Network Console」を触ってみたいと思います。
データセット作成
今回は画像からネコの種類を識別させてみたいと思います。学習させるためには、当然学習データが必要になります。ということで、Google画像検索などで猫画像を集めましょう!(至福
集めた画像の分類方法ですが、Neural Network Consoleにはなんと、フォルダ別に分類された画像をデータセットとして読み込む機能があります。ということで、ネコ画像を種類ごとに分類してこれを読み込ませます。
※ ファイル名/フォルダ名に英数字以外が含まれるとエラーになるようなので注意
(スクリーンショット中のネコ画像はいずれもWikipediaより。以下も同様。)
では、コンソールを立ち上げ、「DATASET」→「Create Dataset」を選択しましょう。
データセットの作成画面です。読み込み元と出力先のフォルダはいいとして、それ以外のパラメータを検討します。
Shaping Mode | 画像のアスペクト比を合わせる方法。 今回は画像の全体を使う必要はないので、Trimmingを選択します。 |
Output Color Ch | カラー画像なので3(RGBカラー)とします。 |
Output Width | 画像なので適当に128としてみました。 チュートリアルを見るに、文字だと28程度で十分のようです。 |
Output Height | |
Output File 1/2 | 学習データと検証データの2種類を出力します。 10%を検証データとしてみました。 |
これで無事データセットが作成できました。