Neural Network Consoleで画像を判別させる（１）インストール
はじめまして。イニスジェイのサーバーエンジニアのTと申します。私は普段はNode.jsやPHPでゲームのサーバーサイドの開発を行っています。
さて、今回はちょっと本業から外れるのですが、巷で話題の機械学習を勉強してみようと、ソニーが8月17日に発表した「Neural Network Console」を触ってみましたので、その話をしたいと思います。
※編集注：この記事は8月に執筆されたものです。最新バージョンでも確認をしましたが、古い情報やスクリーンショットの場合があります。予めご了承ください。
「Neural Network Console」とは
Neural Network Console
https://dl.sony.com/ja/
ディープラーニング開発者に送る究極のツール。
洗練されたユーザーインターフェイスで、ニューラルネットワークの設計・学習・評価などの作業を快適に実現します。
ということで、ディープラーニングの設計ツールのようです。具体的には、画像や文字列といったサンプルデータから、何らかの学習をさせるわけですが、その学習アルゴリズムを試行錯誤するのがGUIで行える便利なツール…といったもののようです（推測）。
難しい話を取っ払って言うと、しばらく前に話題になった、某二郎botやら松屋警察やらを、自分で試しに作ってみることができる、という事でしょうか！？
NNCのインストール
Neural Network Consoleは下記URLの公式サイトからダウンロード可能です。クラウドと、Windowsアプリがありますが、今回はWindowsアプリをダウンロードしたいので「Windowsアプリではじめる」を選択します。
「個人情報の取り扱いについて」を読んで（スクロールして）同意
ダウンロードページに飛びます。
「個人情報の取り扱いについて」の文章をスクロールして最後まで読まないと「上記に同意して送信」ボタンが押せないので注意してください。
「Neural Network Console Download Guide/Neural Network Consoleダウンロードのお知らせ」という件名のメールが届くので、メールに書かれたURLからファイルをダウンロードしてください。
zip形式で配布されているので、適当なフォルダに展開すればそれでインストール完了となります。zipには充実した日本語マニュアルが同梱されていますので、チュートリアルを動作させるまではそちらの手順に従ってください。
次回は、実際にデータセット作成して画像を認識させてみたいと思います
